新谷欣一(父)さんと新谷泉(息子)さん
 その後、昼食をすませてから、新谷さんのお家にもお邪魔して久しぶりにお元気そうなお父さんに会うことができました。 事件当時の事を、ゆっくりと思い出しながらぽつりぽつりと話してくれる姿を見て、来て良かった!と思いました。 親の想いを受け継いで活動していきたいと思っているわたし達にとっては、大切な時間でした。 
 これからも、しっかり話しを聞いていきたいと思いました。貴重な時間をありがとうございました。
 5年前、岡山で全国総会が開かれた時、駅からの誘導の為にプラカードを持って元気に案内していたお父さん達のことを覚えていますか? 備中支部の名コンビ、池田さんと新谷さんの二人です。
 わたし達が困っているときには、いつでも「いいよ。」と、助け舟を出していた二人のような親御さん達に支えられ、見守られながら、わたし達は育てられられました。 その後、池田さんが体調を崩して入院され、新谷さんもなかなか参加されなくなり寂しいなと感じていました。
 今年、5年ぶりに岡山での全国総会を控え、またお父さん達に「参加してくださいね。」と声を掛けなければと思っていたのに、年明けそうそう池田さんの訃報を聞きビックリしました。 もっと早くに元気な顔を見に行き、昔の苦労話を聞きにいっておけば良かったと後悔しました。 お悔やみに伺ったわたし達に4年近くにおよぶ看病の事や、守る会との関わりや、「俺が元気なうちは、俺が守る会のことはする。」と言っておられたお父さんの意思を継いで、息子さんに名義変更させていただきました。 
  
 お父さんを訪ねて父から息子へバトンタッチ!        
    2010.2.11(木)   春 木 範 子








春 木 範 子